〈態癖〉
頬杖をつく
横を向いて寝る
うつ伏せで寝る
片側で噛む
唇や舌を咬んでいる
くいしばり、歯ぎしり
お口を使った楽器を演奏する
こんな癖、あなたもありませんか？
また、知らず知らずのうちに長時間とっている姿勢はありませんか？
仕事をしているときはどういう姿勢ですか？
テレビを見るとき、趣味に熱中してるときはどうですか？
無意識に行っている癖によって、歯に痛みが出たり、歯が移動したり、歯の方向、歯の並び、顎の位置がずれたりすることがあります。
顎の位置がずれることにより、頭痛、肩こりが引き起こされたり、全身のゆがみにつながる可能性もあります。
このように身体に大きな影響を及ぼす可能性のある日常生活の習慣のことを「態癖」といいます。
〈そんなことで歯が動くの？〉
５グラムほどの力でも、持続的に歯に加わり続けると歯は移動してしまいます。その力をうまく利用して歯を動かすのが矯正治療です。
成人の頭の重さは約５キロあります。
横向き寝やうつ伏せ寝で歯をおさえた格好で寝ると、持続的に強い力が加わるため、歯が動いて歯並びが悪くなることもあります。
知らず知らずのうちにしてしまっている態癖が歯並びを悪くする原因になっているかもしれません。
特に成長期のお子さんはそういった態癖の影響を受けやすいので、ぜひ気をつけて見てあげてください！
何か気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
Dr.N.K.
おまけ：編集者のひとりごと
気がつくと、やってます私も・・・食いしばり★食いしばるのが多いなぁと思うと、歯がしみてきたり、咬むとちょっと痛くなったり、顎がだるくなったりします。私の場合、社会人になって途中から始まりました。知らずにしちゃう癖なので、いけないなぁと思いつつも、やめられません★仕事が忙しい時がなりやすいですね。あと、自分ではそんなに負担に思ってなかったのですが、職場が変わったときに結構でました。患者さんでも結構なられてる方がいます。歯がしみるので、虫歯かなと思うことが多いですが、咬み合わせからくることもあるんですよ～。上記にある態癖に心あたりがある方は、歯に影響が出てないか一度診察されることをオススメします！そして、意識して直せる癖は直しましょう！くいしばり、歯ぎしりなど意識しても直しきれない癖には、それを緩和するマウスピースがあります（保険適応）。何気ないことでも、毎日の積み重ねは大きな影響を持ってきますからね～。
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