だんだん知名度が高くなっているフッ素ですが、どんな効果があるのでしょう・・・?
強い歯にする!
歯の表面を覆うエナメル質にフッ素が取り込まれると、エナメル質の成分であるハイドロキシアパタイトの構造が安定し丈夫になります。
強いエナメル質→酸に溶けにくい→虫歯になりにくい
再石灰化を促進!
再石灰化とは、酸に攻撃された歯の表面を元に戻そうとするはたらきです。
フッ素は再石灰化を補助します。
細菌を弱らせる!
フッ素がはたらくと、酸を作り出す細菌がエネルギー不足となり、酸が作れなくなります。
歯を溶かす酸が減る→虫歯になりにくい
☆こんな方に効果的です☆
・子供(特に乳歯・永久歯の生えはじめ)
お子様の生えたばかりの歯は、フッ素をたくさん取り込む事が出来るので、強い歯にするための絶好のチャンスです。
・妊産婦
つわりや育児で歯磨きがゆきとどかなくなると、歯肉炎や虫歯になりやすくなります。また、お母さんの口の中の細菌はスプーンや箸などによって赤ちゃんに感染していきますので、お母さんのお口の中を整えることは、とても重要なのです。
・唾液が少ない、口が渇きやすい
唾液が少ないと、歯の表面のエナメル質を十分に守ることができず、虫歯になりやすくなってしまいます。エナメル質自体を強くしてフォローしましょう。
・大人
フッ素塗布は成人の方の虫歯予防にも有効です。特に歯肉が下がり始めた方には効果的です。
☆フッ素の種類☆
・低濃度(フッ素濃度225~1000ppm)
種類)歯磨き粉、うがい薬
作用)歯の表面
歯の表面をコーティング。歯が溶けるのを防ぐ。歯の石灰化を促進。
・高濃度(フッ素濃度9000ppm)
種類)医院でのフッ素塗布
作用)歯の結晶内部・歯の表面
歯を芯から強くする
ご希望の方や、ご質問のある方は、お気軽にお声をかけて下さい♪
おまけ:編集者のひとりごと
年始の慌しさも落ち着いてきたこの頃、皆様お元気でしょうか?私の周りでは年明けから体調不良者が続発しました★立春を過ぎたので、冬の寒さももう少しですかね?お体、ご自愛下さい!寒いといえば、昨年犬を飼いまして、現在6ヶ月のトイプードルが我が家にいます。犬は寒さに強いと思っていたのですが、どうやらこの犬種は寒いのが苦手だそうでストーブにべったりです。石油ストーブの温風に毛をなびかせ、目を細めています。寒がりでも元気はいっぱいなので、近くでうっかりうたた寝などしてしまうと、強烈なタックルに見舞われます・・・。ひっぱりっこが大好きで、請われるがままに遊んであげてたら、あまりの激しさに歯並びが乱れました・・・。彼の口を見るたびに歯科医療従事者として痛く反省しています★
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