三田/赤羽橋 歯医者/歯科 宮田歯科
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歯科用レントゲン写真の放射線照射量(ミリシーベルト)について

 

このたびの東北関東大震災で被災された方には心よりお見舞い申し上げます。

 i一日も早い被災地の復興心よりお祈りいたします。

 

まだまだ復旧もままならず余震や計画停電、原発事故など不安な日々が続いていますが

皆様体調など崩されませんようお気をつけくださいね。

 

原子力発電所の事故以来、患者さまから歯科用レントゲン写真のことについて

質問を受けることが多くなりました。

 

まず、よく聞くベクレル(Bq)とシーベルト(Sv)についてですが、ベクレルとは、放射能の強さを表す単位で、シーベルトは

人体の被ばく量(放射能を浴びた量)の単位です。

レントゲン写真で受ける放射線(X線)の量は身体の組織や臓器ごとの影響を考慮して計算された実効線量(μSv)で表します。

 

弘進会宮田歯科では主に2~3本の歯を撮影する「デンタル撮影」と歯や顎、上顎洞など下顔面全体を撮影する「パノラマ撮影」

を行っております。

デンタル撮影での実効線量    4~24μSv/1撮影

パノラマ撮影での実効線量    11μSv/1撮影

 

{ちなみに胸部X線撮影での実効線量   56μSv/1撮影

      東京ーアメリカ13時間のフライト 45μSv  

 

撮影の際は、できるだけ低線量、短時間のX線照射、防護エプロンの使用などを心がけております。

歯科治療においてレントゲン写真による診断は必要不可欠なこともございますのでご理解、ご協力お願いいたします。

 

また、妊娠している可能性のある患者さまの撮影は、妊娠を確認できてからレントゲン撮影を行います。

治療も緊急のものでなければ安定期(妊娠5~7か月)に入ってからのほうが良いので

撮影が必要な際はそのころに行います。

なお、撮影の際一番心配される胎児への影響ですが、被曝量は非常に少なく(歯科用レントゲン写真では0.03~0.09μSv)、

歯科用レントゲン写真により遺伝的影響の起こる可能性は10億分の1と極めて低いといえます。

 

私たちも患者さまの不安を少しでもへらすことができるよう心がけております。

何か心配なこと、ご不明な点ございましたらお気軽にご質問ください。     弘進会宮田歯科三田診療所  藤田

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

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