宮田歯科三田診療所医長 冨川です。
先日、診療後にインプラントに関する勉強会に参加してきましたので少しお話します。
(写真を撮り忘れてしまって申し訳ないです。)
今回は日頃お世話になっているご近所にある「国際医療福祉大学 三田病院」の歯科口腔外科の先生方主催で行われた講演会でした。
大学病院など大きな病院ではインプラントなどの手術日と執刀医師が患者毎に決まっているというよりも曜日によって手術の担当医師が変わることが普通ですね。
国際医療福祉大学三田病院 歯科口腔外科においても例外ではなく、日頃インプラントの手術はするけれどその後のメインテナンスなどは紹介元の歯科医院の先生や衛生士にお任せすることが多く、その内情について講演してほしいということから、赤坂にあります山王病院歯科口腔インプラントセンターの先生方の協力により行われました。
日頃、当院でも静脈内沈静化での手術や腫瘍など大きな外科手術や検査が必要な患者様を紹介させていただくこともあるため今回ご招待されたという訳です。
メインテナンスが主体ということで、今回は衛生士のみんなも一緒に参加させていただいたのですが、三田病院での診療内容、症例発表などもあり大変興味深いお話がきけました。
日頃お付き合いのある総合病院ではありますが、確かに実績や評判などは把握していても実際にどういった考えや手法で診療を行っているかを目にする機会はないためとてもよかったと思います。
また衛生士のみんなも日頃聞けないようなDr目線の話やメインテナンスについて聞けたことで士気も高まったような気がします。
当院でも行っていますインプラントですが、現在は技術も進歩し、大変予知性の高い治療法となっています。患者様においても義歯やブリッジに比べて格段に違和感がなく、取り外すこともなく、他の歯に負担もかけないため大変満足していただける方が多い方法です。
そのため、よく「第二の永久歯」などともいわれるインプラントですが永久歯同様やはり「お手入れ」は重要になってきます。
当院でもインプラント埋入後は予防歯科を始め、しっかりとメインテナンスプログラムを組んでいきます。
ご自身の歯が何が原因で喪失したのか?にもよりますが、日本人の約8割の方が歯周病により歯を喪失している現状を考えても「お手入れ」は必須です。
これからインプラントを検討される方もいらっしゃるかと思いますが、個人的に思うのはメインテナンスをしっかりしてくれる、保障がある病院を選ぶことが一番だと思いますね。
現在、インプラントも一部で価格競争のような現象が起きていますが、その裏で滅菌がしっかりされてない、手術後は無関心、保障がない、現材料が実績もなく不透明な会社が製作している、、、、など良くない話も耳にします。
ご自身の歯となって何十年もお口の中でお付き合いするものですから、「安いから」という理由だけで選んでしまうと大変なことになってしまうかもしれません。
みなさんも十分、気をつけてくださいね。
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