こんにちは。院長の冨川です。
先日、歯科医師のための就職説明会に初めて参加してきました。
現在歯科界では年々国家試験の合格率が下がっています。
簡単に言うと、国で増えすぎた歯科医師の数を減らすべく難易度はもちろん、合格者数に制限が設けられているのが主な理由です。
15年程前から徐々にそういった傾向が強くなってきていると思います。
これだけ聞くと既に歯科医師免許のある世の歯科医師からすると競合他社が減る分いいのでは?とも思うかもしれませんがそんな事はありません。
そもそも歯科医師や医師国家試験は専門大学を卒業して初めて受験資格を与えられるもので誰でも受験できるわけではありません。
しかし、6年間もある専門大学に通っても肝心の国家試験の合格率が低いとなれば当然大学受験者数も減ってきます。そうなれば当然大学の偏差値も下がってきます。
つまり新卒で国家試験を合格した人の中から良い人材を見つけるのもまた難しくなってきているんです。
特に宮田歯科のように歴史がある大きな歯科医院では特殊な治療法や技術もあり、中途採用の歯科医師では染み付いた技術をもう一度宮田歯科のクォリティに教育するのは大変なことなので、宮田歯科では原則新卒の、歯科医師のみ採用し、教育に力を入れてきました。
やはり大きな会社でもそうですが歯科においても「人」がとても重要になります。より良い医療を提供する上で個人個人の技術や向上心は不可欠ですが、教える以前に備わっている物もまたとても大事なんですね。
来年4月に向けて新卒歯科医師との良い出会いがあれば〜
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