今年も地元の神社参道にイチジクの実が紫になりかけてきました
不老長寿の果物とも呼ばれるイチジクだが生を授かり70年、未だ食したことのない果物の一つだ
原産地はアラビア南部といわれメソポタミアでは6000年以上前から栽培されていたことや、ヨルダンの遺跡からは1万1千年以上前のものと思われるイチジクが出土され、世界最古の栽培果樹ではないかとも、言われています
ギリシャ神話のアダムとイブの物語で体を隠したのもイチジクの葉です
日本には江戸時代から中国に伝えられ、薬用として栽培されたのが始まりだそうです
イチジクは食物繊維をはじめ、鉄分、カリウム、カルシウムなどミネラル分、ビタミンB1B2Cなどビタミン類がバランス良く含まれています
効果として
・メラニン色素を抑えることで美白効果が期待できる
・アンチエイジング(抗老化)
ザクロエラグを筆頭にアントシアニン、エピカラキン、クロロゲン酸、没食子酸、ルテンなどポリフェノール類を豊富に含むため細胞の酸化(老化)を防いでくれます
・女性ホルモンのバランスを整える(更年期障害、月経前症候群、生理痛の緩和)
・貧血、鉄欠乏の予防、改善
・胃弱、胃もたれの改善
・便秘、むくみの改善
などの効果が期待できます
近年がん細胞を麻痺させる可能性があることや果汁から抽出した抗がん物質「ペストアルデヒド」ががん抑制に効果が期待できるとらされ、研究されています
前述したように、古代より不老長寿として食されてきたイチジクで店頭に出るのはごく限られていますが乾燥されたイチジクはどこのスーパーにも置いてあります。
その方が栄養価が高いのでサラダ等に入れて食べて見て下さい。
H.M記
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