おはようございます。
GWいかがお過ごしですか?
当院はカレンダー通り診療していますので明日から3連休です。
さて、去年の7月に移転した際、頂いた胡蝶蘭に蕾ができ、ついに咲きました!!
とても嬉しい出来事でした。
やはり植物はいいですね。
よい一日を。
このたびの熊本地震により、熊本県をはじめとする九州地方で
さまざまな被害が発生しましたことに心からお見舞い申し上げます。
‐ 災害避難中も口腔ケアは大切です ‐
災害発生時は命を守ることがなにより大切で、
まずは避難することが最優先ですが、避難してからの生活では
感染症や食中毒などの二次的健康被害を防ぐことも必要になってきます。
21年前に発生した阪神・淡路大震災では、
避難中に高齢者や体の弱った方が
誤嚥性肺炎により命を落とすという被害も多かったと言われています。
災害時は水や物品の不足により歯磨きができず口内が不衛生になりがちで、
口内の細菌は増えてしまいます。
また、思うように食事を食べることができず栄養は偏りがちで、
避難による疲れやストレスから免疫力が下がってしまいます。
そのため、口内で増えた細菌や食べ物のカスが気管に入りやすく
誤嚥性肺炎を引き起こしてしまいます。
こうしたことから、二次的健康被害の予防の一つとして、
口内のケアをすることはとても大切になります。
疲れた後に歯磨きをすると
気分がリフレッシュするとも言われていますので、
口内ケアは避難中の気分転換としてもいいかもしれません。
避難時に水や歯ブラシが無くても
ケアできる方法を最後に紹介したいと思います。
‐ 歯ブラシがないときのケア方法 ‐
・少量の水かお茶で口をよくゆすぐ
*多くの水を口に含んで1度ゆすぐよりも、
少量の水を含んで数回ゆすいだほうがきれいになります
・ガーゼ、ティッシュ、タオルなどを指に巻いて歯の汚れをふき取る
*歯茎や義歯も同じようにふき取って清潔にします
・唾液がよく出るように顔周りのマッサージをする
*唾液には口の中を綺麗にする自浄効果があります
・キシリトール配合のシュガーレスガムがある場合はガムを噛む
・洗口液がある場合は洗口液で口をゆすぐ
お口の健康は全身の健康に影響します。
少しでも多くの方のお口と全身が健康になりますよう願いを込めて。
事務 M
2016年4月25日 カテゴリ:未分類
口腔内撮影用の、新しいデジタルカメラが来ました!
『お口の中を撮る』用に調整されたものなので、
今まで使用していた、お口の中“も”撮れるデジタルカメラより
簡単・キレイに撮れるようになりました。
当院では、
初めて受診されたとき
久しぶりに受診されたとき
ホワイトニングの前後
大きな治療の前後
など、お口の中の状態の把握・説明のためや
治療前/治療後の比較をするために
適宜お口の中の写真を撮影させていただいております。
「え、口の中の写真・・・?!」と
不思議に思うこともあるかもしれませんが
わかりやすいご説明やより良い治療のために
ぜひ口腔内写真の撮影にご協力いただければと思います。
2016年4月23日 カテゴリ:その他
2回目となる講習ですが、今回は地元小山消防署で受けて来ました。
主に心肺蘇生、応急手当、一次救命処置(AED)を学びます。
救急蘇生法は、人の命を守り救う為に必要な知識と手技です。
自分の大切な家族、友人、そしてその場に居合わせた人が突然倒れた時に、その命を守り救う為には、これらの手順や技術が不可欠なんです。
以前ニュースでもやっていましたが、運動中の子供が心肺停止となり、救急車の到着を待たずに命を落とした事がありました。
子供を持つ親として、深い悲しみを感じます。
小山市では119番通報を受けてから、現場に到着するまで平均7分18秒(平成26年度)なんだそうです。
そんな時の7分、、、長く感じますよね…。
その場に居合わせた人が救急蘇生法を行った場合の生存率は、手当てしなかった場合より1.7倍高いそうです。
AEDの普及により、今までは救急隊が到着するまで待たなければならなかった処置(電気ショック)を、医療の知識のない一般人でも現場で行えるようなり、多くの命を救える可能性が増えたそうです。
多分一生あるかないか分からない出来事ですよね、、、。
そのもしもの時は、手順や手技の正確さよりも命を救う為に「何か役立つこと」を速やかに始める事が大切なんだと感じました。
もし、目の前で倒れた人が居たならば、ほんの少しの勇気を出し、覚えている事をしてみよう!と思えた講習内容でした。
最後にコレ頂きました(^-^)
2016年3月13日 カテゴリ:未分類
昨今、一日に一回も歯磨きをしないという方はあまりいないと思います。
では、デンタルフロスや歯間ブラシなどを使用した
「歯と歯の間の」歯磨きとなるとどうでしょうか?
毎日使ってるよ!!
たまーに使うかな。
使ったこと、アリマセン…
どうでしょう?
使ったことがない方やたまーに使うかな、の方、
1週間に1度でも良いので使ってみてください!
もちろん、毎日使って磨くことをお勧めはしますけれど。
歯ブラシだけでは、どんなに頑張って丁寧に・キレイに磨いても
60%程度しか磨けず、
デンタルフロス等の補助器具を使用することで
80%程度まで磨けるようになると言われています。
(…残りの20%は私たちプロの手を借りてくださいネ)
歯ブラシだけだと、頑張って頑張って頑張って磨いても
4割も!磨き残されてしまうのです。
それなら、頑張って歯磨きして+頑張って歯間磨きをして、
8割磨けるようになりませんか?
そんな歯間磨きにコレ!と院内から独断と偏見で3種類選んできてみました。
歯と歯の間を磨く「糸ようじ」です。
細かい糸が何重にもなって、歯垢を掻き出してくれます。
歯ブラシだけでは磨ききれないので当然ですが、
歯と歯の間は虫歯になりやすい場所です。
その虫歯リスクを下げるためにはぜひ使っていただきたいです♪
隙間が空いてきたら+α、の 歯間ブラシ
歯と歯の間を磨く「毛のついた楊枝」のようなものです。
爪楊枝と違って細かい毛が生えていますので、しっかり歯垢を掻き出してくれます。
歯と歯の間の隙間が空いてきて、どちらかというと歯周病のリスクが高い方は
こちらを使っていただいた方がよいかもしれません。
サイズがいくつかありますので、適切なサイズを選んで使ってください。
悩んだら、歯科衛生士にお尋ねくださいませ。
第三のブラシ?を+α の ぺリオブラシ
最近、受付でお求めいただけるようになりました!
歯間ブラシよりも歯ブラシに近い、「小筆のような歯ブラシ」です。
歯と歯の間、歯と歯肉の間などいろんな部分に使っていただけます。
隙間の大きさがまちまちな方や、ブリッジが入っている方には
特におススメしたいブラシです。
同じような小さなブラシは他にもありますが、
こちらは毛が細くしなやかなため、すごーく気持ちいいんですよ!
ここのところ一番のお気に入りです☆
皆様、ぜひ「歯ブラシ+α」でスッキリした毎日をお過ごしください。
どれを使おうか悩んだら、歯科衛生士にご相談くださいね。
最後に。
使用後のフロスや歯間ブラシ、臭いを嗅いだことはありますか?
マメに使っていないと、ちょっと衝撃をうける位に臭い、
色々と危機感を持つんじゃないかと思いますので
一度ぜひ嗅いでみてください。
歯間磨きに気合いが入ると思います…!
DH S.S
2016年2月27日 カテゴリ:スタッフだより
ホワイトニングがお得な価格で体験できるキャンペーン始めました☆
気になっていたけどなかなか…
という方、この機会にいかがでしょうか?
↓こちらは通常の料金↓
先着順で3月末日までになります。
お気軽にスタッフまで♪
2016年2月21日 カテゴリ:未分類
こんにちは♪
予防歯科 衛生士Yです。
いきなりですが「予防歯科」という言葉を聞いたことがありますか?
最近はCMでも使われていて世の中にだんだんと浸透してきているなぁ~と感じるこの頃です。
「予防歯科」制度が進んでいる国、スウェーデンに研修に行った時に感じた、日本との違いを少しお話したいと思います。
予防の意識の違い
国民の予防の意識の違いは定期検診のリコール率にでています。スウェーデンでは国民の8~9割が欠かさず検診へ行くそうです(20歳までは無料)。
ですので歯周病や虫歯で悩む人も少ないです。
日本の定期検診リコール率はまだ5割程度。
痛みが出たら。異常がでたら。じゃないとなかなか通えないようです。
ちなみに、もしも奥歯1本の虫歯が大きくなって神経の治療にでもなってしまったら。。
日本で数千円以内ですむところ、なんとあちらでは、、、
7万円もかかるそうです。驚きですね。
歯科衛生士の歴史の違い
日本は60年程前に歯科衛生士という国家資格ができました。
スウェーデンでは40年ほど前からです。
歴史では日本が長いはずなのに未だに日本では歯科衛生士って?歯医者の助手さんのこと?のようなニュアンスで言われることが多く、知名度は高くないと感じます。
一方スウェーデンで歯科衛生士といえば社会的認知度が高い職種のひとつです。
この違いは歯科衛生士という職業の成り立ちの原点です。
日本では…
“歯科診療の補助”
“歯科予防処置”
“歯科保健指導”
が主なのですが、実際は多岐に渡ります。
原点は
“歯科診療の補助”(アシスタント、助手の役割)
から歯科衛生士という職業ができました。
一方スウェーデンでは
“化学的研究をする研究者”
が原点です。ほとんど診療の補助はしないそうで診療の補助はデンタルナースという人たちのメインの仕事。
分業がはっきりしています。
ですので
歯科衛生士=「口腔の健康を守るスペシャリスト」
と国民にも認知度が高いのです。
実際スウェーデンの衛生士さんは研究はもちろん、麻酔を自分の判断で打ち、レントゲン写真も撮れ、歯科医師が居なくても開業することができます。
歯科衛生士の数
日本では国全体で16万人資格保有者がいますが、就職している歯科衛生士は7万人の計算になるそうです(2012年調べ)。
3年くらいで離職してしまう人が多い仕事です。
スウェーデンでは国全体の人口も930万人と少ないですが、衛生士は約4000人程度でほとんどが定年退職(60~65歳ごろ)まで働きます。国からの補助金で学校を出るので、そう簡単に離職はしません。
私が印象的だったのは、長くこの仕事を続けるために健康にとても気を使っている方がほとんどでした!
普段の姿勢から、腰や肩を痛めないように気を付けていて感心しました。
研修に行って、日本との社会的背景が大分違うこともあり愕然とした点もありました。
日本も予防をしていく時代にシフトしていますので、今後も予防歯科が日本のみなさんに浸透していき、健康な生活を送れる力になっていきたいと思います。
予防歯科について、ご質問などございましたらお気軽にスタッフまで♪
「スウェーデンの話2」もそのうち書きたいと思います☆
2016年2月13日 カテゴリ:未分類
予防には、マスク・手洗い・うがいなどありますが、
他に自己防衛の手段としては免疫力を上げる方法があります。
体温+4℃のお風呂の入浴が免疫力を上げる効果があるそうです。
病原菌などから体を守る免疫システムの要が白血球。その白血球は主に菌の侵入を防ぐ顆粒球と、体内の細菌やウィルスを排除するリンパ球から成っています。
顆粒球は緊張状態で増え、逆にリンパ球はリラックス状態で増えるのですが、大切なのはそのバランス。これが崩れると病原菌に負けたり、免疫システムが自分の体を攻撃したりするそうです。
例えば、ストレスが続くと顆粒球が増えすぎて胃潰瘍などの組織を破壊する病気になりやすく、
逆にルーズな生活が続くとリンパ球が増えすぎて、アレルギー疾患にかかりやすくなります。
できるだけストレスをなくし規則正しい生活を送ることが理想なのでしょうが、
現実はなかなか難しいと思います。
顆粒球とリンパ球をバランスよく増やして免疫力を上げるには、体を温めるのが有効です。
その為には平熱+4℃くらいのぬるめの湯に10分以上入浴するのがコツだそうです。
最近は平熱が35℃台と低い人も多いようですが、体温が1度下がるだけで、免疫力は30%も低下するのです。
毎日10分以上の入浴を続ければ自然と平熱が36.5℃くらいに上がり免疫力も上がるそうです。
免疫力は、虫歯や歯周病に対しても効果が期待できますので…
“お風呂で歯磨き” は理に適っているのかもしれません。
技工士 鈴木 でした。
2016年1月31日 カテゴリ:スタッフだより