予防歯科の増山です。
先日スウェーデンイエテボリ大学のヤンベンストレム教授の
最新の歯周治療の講演会に参加してまいりました。
ヤンベンストレム教授は多くの科学的根拠に基づく歯周治療の研究を行っており
その手法は世界水準となっています。
7時間に及ぶ大変充実した内容でした。
印象に残ったのは重度の歯周病で歯を支える骨がほとんどなくなってしまった患者さんが
ご自身での丁寧なブラッシングと一年に二回の予防歯科で
40年経った現在も歯を失わずに毎日楽しくお食事を楽しんでいる、という症例でした!
歯周病はプラークから出る細菌の感染症です。
つまり簡単に言えば原因のプラークを取り除けば改善するという事。
そこには患者さんの日々のブラッシングの努力と感染源を適切に取り除く
歯科医師と歯科衛生士の知識と技術が不可欠です。
実際宮田歯科でも同じような症例があります。
歯周病などの患者様を担当するとき
「よし!40年後もこの歯を維持できるように患者様と一緒に頑張るぞ!」
と意気込んでいます!(^^)!
今回の講演、英語だったのですが聞き取りにチャレンジして2分で断念し、通訳さんに専念。
教授がたまにいうジョークがわからなかったのが唯一の心残りです・・・(ーー;)
(英語がわかる方は笑ってました~)
2012年6月6日 カテゴリ:勉強会カテゴリを追加 and tagged 歯周病 口臭 歯周治療