宮田歯科三田診療所 医長 冨川です。
寒い、、、、、。
昨日は関東でも雪がたくさん降りましたね。あんなに降ったのは何年ぶりですかね??
起きたら辺り一面真っ白でした!!!
寒いのは好きじゃないですが雪は降るとなんだかわくわくします。
あれ?わくわくしないですか。僕だけですかね、、、、、、、、、。
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さて、
今日は前歯部における歯冠修復処置について少し。
みなさんの中にも前歯のかぶせ物と歯ぐきの間が黒くなっていることでお悩みの方がいらっしゃると思います。
当院にいらっしゃる患者様にも多く見られますが、歯ぐきが「黒く」なるにはいろいろな原因が絡んできます。
経年的な歯肉退縮をはじめ、噛み合わせやメタルタトゥー、喫煙の影響、補綴物の材質など問題は個人個人によっていろいろとあるのですが、多く見受けられるものに「前歯部歯冠補綴物マージンの露出」があります。
わかりやすく言うと、かぶせ物の金属やその下のご自身の歯の色が歯ぐきとの隙間から見えてしまっている状態のことです。
これを少しでも防止するためには型取りをする前に「歯肉圧俳」という作業が重要になってきます。
これは歯ぐきとご自身の歯との間に細い糸を巻く事で一時的に歯ぐきを歯から避けることが出来、歯ぐきとの境を丁寧に仕上げることができるため、型取りも歯ぐきの奥までしっかり採得できるようにするための処置です。
このようにして圧俳糸を巻いていきます。
この時点で歯ぐきが腫れていたりすると被せた後歯ぐきが引き締まってくるとマージン部の露出に繋がるため、この時点までに歯ぐきの治療もしっかりしておくことは言うまでもありません。
また経年的な歯肉退縮の問題やもともと歯ぐきが薄く歯ぐきの下の色が透けて見えやすい方などは、こういった処置に加えて透けても大丈夫な材質(オールセラミックスなど)も考慮しなければなりません。
人に大きな印象を与える前歯の治療。形や色もそうですが、きれいに治すにはいろいろと大変なんですね。
お困りな方いましたら是非ご相談ください。
2011年2月15日 カテゴリ:審美歯科, 歯科医療