噛み合わせ
歯の噛み合わせは全身のバランスに繋がっています。
このバランスが少し崩れるだけで全身のバランスは大きく崩れ、さまざまな症状として、現れてくることがあります。
噛み合わせが悪く、ズレが出てくるとまず多くの方は、虫歯でもないのに歯に違和感が出たり、冷たいものにしみたりといった不快症状が発生します。
しかしながら、噛み合わせのズレはもっと大きな、全身への異常に繋がる場合があります。
噛み合わせのズレによる症状
噛み合わせがズレると、以下のような症状が現れます。
- まずあごの関節がズレます
⇒顎関節症の発生 耳鳴りの発生 めまいの発生 偏頭痛の発生 視力の低下 - するとあごに引っ張られ、頚椎などがズレ、肩関節などの関節が湾曲します
⇒肩凝りの発生 手のしびれ - すると腰付近の背骨にまでがズレがでてきます
⇒腰痛の発生 長期的にはヘルニア、脊椎幹狭窄症の発生 - さらには、その先にある骨盤や、股関節などの関節が歪みます
⇒歩行困難による介助や車椅子による生活
以上のように、噛み合わせの異常を端に体の上から下へと順にズレが伝わり、その過程でさまざまな症状が起きていきます。このような症状に心当たりのある方は、一度噛み合わせをチェックすることをお勧めします。